僕らは、ワーキング・プー/A.インコルバイア、A.リマッサ(世界文化社)

d0043369_22511614.jpgANTONIO INCORVAIA、ALESSANDRO RIMASSA共著、原題はGENERAZIONE 1.000 EURO

Claudio 27才、PARMA近郊のSALSOMAGGIORE出身、MILANO在住。ボッコーニ卒業後、大企業(携帯電話アクセサリーの会社)のマーケティング部でJunior Accountという役職についている…といえば聞こえはいいが、住まいはViale Certosaのアパートを4人でシェア、月給1.028euro、新規プロジェクトが立ち上がるまでの期限付き臨時社員、仕事で成果をあげても契約期間終了後の行く末は定かではないというのが実情。
入るのは簡単でもなかなか卒業出来ない大学を卒業したからといって就職先があるわけでなし、能力よりもコネ力が当たり前の長靴国のおはなし。
何となくかの国の就職事情を知っている者には目新しさはないけれど、帯にあるような「格差サバイバル物語」「下降スパイラルを抜け出せるのか」的な悲壮感や暗さはなく、節約上手だったり、切れそうで切れないガールフレンド(金持ち)との関係に悩む主人公はなかなかかわいい。

Claudioとルームメイトたちのブログという形で今も話は続いており、その中のプロフィールを見ると29才になったClaudioは同じ会社で同じ給料のまま同じJunior Accountとして働いているみたい。
そして気になってた本(¥1.575)を¥105で探し出して買ってる私もClaudioに負けてないかも♪
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by s_fiorenzo | 2009-02-12 23:19 | BIBLIOTECA


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