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シュトーレン

その後ブレッチェンを何回か作り、すっかり気を良くしたもんだから続いてシュトーレンにも挑戦してしまいました。
シュトーレンというのはドイツのクリスマス菓子で、製法はパンだけど出来上がりは硬めのパウンドケーキといった感じのナッツとドライフルーツがたっぷり入ったお菓子です。甘いしシナモンの香りとが効いているし好き嫌いが別れるところですが、私は大好き。

2時間ちょいのパン教室の時間の関係で、シュトーレンは生地の1次発酵が済んだところから実習スタート。
生地を4等分して、各自ナッツとラム酒漬のドライフルーツを混ぜ込んで、成形して焼いて仕上げた結果がこちら。
シュトーレン_d0043369_2346117.jpg

すごい!シュトーレンだ!! 先生が作ったのと形も味もおんなじだ!!! 売ってるのみたいだ!!!!
私って天才かも???(勘違いです)

すっかりうれしくなって、先生は自宅で3年ラム酒に漬けたドライフルーツ使ってるっておっしゃるから、私も負けじと早めに漬け込みましたよ、2週間。

ところがはりきって生地をこね始めて半泣きの事態が発生。
200gの粉に対して50gのバターを混ぜ込むことの難しいこと!バター50gってちょっとした塊です。手もボールの中の生地もぐちゃぐちゃ…それでもどうにか混ぜてべとべとの生地をこね板に出したが、ひとこねするたびに板にべとべとくっつくし…。
この段階を経験していなかったから 「完全に失敗だ…どうしようこの軟らかいかたまり…」 と絶望感に打ちひしがれて生地を板にたたきつけると、どうにか生地がまとまった。なんだ、これでよかったんだ。

実習では生地を4つに分けて、それぞれにナッツとフルーツを混ぜ込んで成形…だったけど、まず混ぜてから生地を半分にして2個焼くつもりでまた半泣き…。
生地が軟らかくなりすぎて分けられません、「じゃでっかくひとつで焼いてやれ」と伸ばしにかかったけどあっちこっちからナッツやフルーツがはみ出して、きれいな楕円形になってくれません…。しかも大きすぎて収拾つかないし。
どうにか半分に折ってオーブンへつっこんだ結果がこちら。
シュトーレン_d0043369_0175046.jpg

はい、笑っていただけましたか?ちなみにタバコはロングサイズです。
予定よりはみ出した部分は切り落として粉糖振り直して完成としました。見た目は相当なぶさいくちゃんですが、味は大丈夫。教わったとおりの味にできました。よかった~♪
by s_fiorenzo | 2008-12-29 00:19 | PANE


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