ONE/リチャード・バック(集英社文庫)

d0043369_0423083.jpgリチャード・バックの“飛行三部作” 第三弾。
人生半ばを過ぎた年頃のカップルが飛行中にパラレルワールドに迷い込み、さまざまな世界で生きる自分自身あるいは自分自身に相当する別の人物に出会う。自分の選択の積み重ねが自分の人生を作り、何がONEなのかが読み進めるにつれてわかってくるのだが…。
正直言って一度読んだだけでは次々に現れるパラレルワールドと人物の設定に気をとられてか、いくつもの深いメッセージが見えかけていているのにそれを掴みきれないもどかしさがある。繰り返し読むことで鍛えられそうな1冊。

「星の王子さま」のサン・テグジュペリといい、リチャード・バックといい、飛行機乗りの書く本って独特の世界観があるような気がするのはなぜだろう。しかも両者とも好きな作家だし。自身で飛行機を操縦して空に上がり、俯瞰でモノを見てまた降りてくるというのは何か違う感じ方をするのかもしれない。他に飛行家で小説家って方います?
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by s_fiorenzo | 2008-10-22 01:02 | BIBLIOTECA


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