INZAGHISTA E PAVELISTA

グループ分けが決まった時点から、“イタリアとチェコが勝ち抜け、順位はどっちが1位でもいい”つもりだったけど、巷の予想でも誰もグループEが“死のグループ”になるなんて思わなかったはず。

レギュラーと控えの実力差が大きい上に怪我人続出に悩まされたチェコも、第1戦の戦いぶりをみればコレルの離脱は痛いにしても、まさかガーナにあそこまで封じ込まれるとは思わなかった。この試合は引き分けで勝ち点を4に伸ばせるかと思ったのに。
唯一の収穫はあの試合運びにもかかわらず、キレる寸前の症状を見せて続けていたPAVELがカードを1枚も受けなかったこと。それだけ彼の最初でおそらく最後のワールドカップにかける思い入れを感じることができる。

一方イタリアも2-0の割には内容がいまいちの第1戦、気分は敗戦な引き分けの第2戦でまさかの大混戦に突入。
今大会いちばん力を入れて応援していた2チームが直接対決、しかも負けたら敗退という状況にブルーな要素を加えるのは、愛するJUVENTUSの中心選手どおしが激突するということ。試合前の通路で嵐の前の和やかムードをかもし出しているこの選手達が、諸々のスキャンダル絡みで開幕時には揃わないかもしれないと思うとためいき倍増。ミラニスタの中にも似たような気分でこの試合を迎えた人がいたかもしれない。

d0043369_14105547.jpgでも見方を変えれば、試合全体の中で“本気モードの紅白戦”が見られるということ。そう考えるとわくわくしてくる。
期待通りピッチのあちこちでPAVELのシュートをGIGIが止めるetc.ハイレベルな紅白戦のJUVEバージョンとMILANバージョンを随所に盛り込みつつの見応えのある好試合。マテ男が入った時には“イタリア1人減るかも…”と思ったが、まさかのMAN OF THE MATCH獲得。
同時刻にやっているガーナvsアメリカを“アメリカ勝ちますよ~に”と念じつつ携帯で追いかけ、イタリアが先制してからは“チェコ追いつけ”とかなりチェコ贔屓のINZAGHISTA<PAVELISTA。


d0043369_14191622.jpgガーナが逆転して、後半15分ぴぽりんが登場してからはINZAGHISTA≧PAVELISTA。こういう試合展開で“手はぐぅ、ほっぺはぷぅ”で走り回る彼が点を取らないわけがない。
後半42分、いかにもピッポらしいゴールで2-0。この時間帯の追加点なら素直に大喜び。ワールドカップ3大会目にして初得点(多分)。ここまで長かったな~、よくあきらめずにがんばったな~、いつでもJUVEに帰ってきていいんだよ~とINZAGHISTA>PAVELISTA。

そのまま試合は終了、すぐにりっぴっぴの所に握手に行ったBRUCKNER監督が印象的だった。落胆するCECH、ROSICKYら若手に比べて、いつものお祈りを終えてTOTTIの手をとって立ち上がり、JUVEのチームメイトや、exJUVEのイタリアチームスタッフとハグをするPAVELの表情には清々しささえ感じられた。

こうして今大会における応援チームは1つに絞られ、強いのかどうなのかよくわからないチームに一喜一憂しながら、勝ち進めるように応援すればいいのだが、JUVENTINAとして心配なのは、PAVELの“燃え尽き症候群”が再発しないかということ。
ゆっくり夏休みを過ごして、ワンシーズンでセリエBから上がれるようにユニフォームにつける3つ目の星を取るために、大きな耳を掲げて来年末の日本で再会できるように力を尽くして下さい。お願いします。
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by s_fiorenzo | 2006-06-25 15:07 | CALCIO


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