SI PUO` FARE / 人生、ここにあり!

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イタリア映画祭2009にかかった作品がやっと公開された。原題『SI PUO` FARE』は『人生、ここにあり!』よりも、その時の邦題『やればできるさ』の方が日本語訳としても作品のテーマとしてもしっくり来る気がする。

1978年、イタリアでは精神病院の廃止が決定する。病院が廃止されても必ずしも家に帰れる患者ばかりではなく、そんな患者たちは協同組合を作り、簡単な仕事を請け負いながら病院だった場所をグループホームとして暮らしていた。
一方、熱心すぎる仕事ぶりで別の労働組合からそこへ異動させられたネッロ(クラウディオ・ビズィオ)は、彼らを普通の人として普通の生活を送れるように組合を改革し始める。

実話を基にした映画であり、もちろん順風満帆にことが運ぶわけはなく、良かれと思ってしたことが予想もしなかった悲劇を招く。
そして法律の制定から実際に精神病院が全廃されるまでは20年を要したが、その間にこの映画のモデルとなった協同組合の成功を皮切りに、こうした仕事を通じて自立を図ろうとする協同組合はイタリア各地にいくつも生まれたそうだ。

重いテーマに笑いを織り込みながらストーリーの中に引きこんで、笑わせるだけでなく見る側に考えさせるという手法はイタリア映画の得意とするところ。
患者を演じる役者たちがそれぞれに個性的なキャラクターで、しかも仕事を通して少しずつ自信をつけていくさまを見事に表現している。きっと他の映画で見かけたら、「え~、これがあの俳優さんと同一人物!?」と叫びたくなるにちがいない。ちなみに重要な登場人物である患者ジージョを演じたアンドレーア・ボスカは『NOI CREDEVAMO』で仲間を殺して逃亡するアンジェロの若い頃の人。
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Nello:Claudio Bisio
Dottor Federico:Giuseppe Battiston
Dottor Del Vecchio:Giorgio Colangeli
Gigio:Andrea Bosca
Sara:Anita Caprioli
Luca:Giovanni Calcagno

Regia:Giulio Manfredonia
2008,Italia
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by s_fiorenzo | 2011-09-16 01:24 | FILM


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