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大分の赤いオレンジ

先日s.isaiaさんのとこでタロッコ(赤いオレンジ)の話を読んで無性に食べたくなり高級スーパー○治屋へ。というのも以前から “イタリア産ブラッドオレンジ” として、決してかわいくない値段だが高級果物店よりは多少かわいい値段で売っていたのを思い出したから。
売り場を探していると “アメリカ産ブラッドオレンジ” が4個で580円。う~ん、ビミョー。イタ産だろうが米産だろうが輸入オレンジの○○性に大差はなかろうなとは思うものの、どうせかわいくない値段を出すならイタ産の方が自分の中での納得性が高い。
買うか買うまいか迷いながらふと横に目をやると “大分産 太郎っ子オレンジ” なるものが2個580円で売ってる。
「太郎っ子…たろうっこ…タロッコ???」 よく見ると商品説明と生産者の方の連絡先が書いた紙もある。間違いなく求めていたタロッコオレンジだ!それも国産、大分産。大分の名産といえばギタリストと椎茸かと思ってた(うそ)。
値段は倍見当になるけど迷わずこちらを買いました。もちろん連絡先もメモってね。

家に帰ってさっそくカットしてみました~。
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赤いのは部分的にだけど、本場のも必ずしも絶対に全部真っ赤というわけではないから全く気にならない。それよりも大事なのはお味の方。
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やわらかい酸味とそれを包む甘み、果汁たっぷりのまさに食べたかったタロッコの味。すっごい!国内でこれを作っている人がいたんだ~と早速ググる。するとその生産者さんご自身のHP等はなかったが、その方を取材した地元媒体の記事などがみつかり、それらによると70代のご夫婦が作っていらっしゃるそうだ。ますます尊敬してしまう。
さらに「もしかして、直販なんかやってないかな~」と図々しくもご連絡させていただいたが、残念ながらやっていらっしゃらないと。ぜいたくにスプレムータを作りたかった!

しょうがないなぁ~私の購入なんて微々たるもんだが○治屋で買い続けて売上実績を伸ばせば来年も入荷するかもしれないし、将来的に単価も下がるかもしれない。ぜひタロッコの太郎っ子、大量生産を軌道に乗せてください。


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by s_fiorenzo | 2010-04-04 22:21 | MANGIARE


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