僕らは、ワーキング・プー/A.インコルバイア、A.リマッサ(世界文化社)

d0043369_22511614.jpgANTONIO INCORVAIA、ALESSANDRO RIMASSA共著、原題はGENERAZIONE 1.000 EURO

Claudio 27才、PARMA近郊のSALSOMAGGIORE出身、MILANO在住。ボッコーニ卒業後、大企業(携帯電話アクセサリーの会社)のマーケティング部でJunior Accountという役職についている…といえば聞こえはいいが、住まいはViale Certosaのアパートを4人でシェア、月給1.028euro、新規プロジェクトが立ち上がるまでの期限付き臨時社員、仕事で成果をあげても契約期間終了後の行く末は定かではないというのが実情。
入るのは簡単でもなかなか卒業出来ない大学を卒業したからといって就職先があるわけでなし、能力よりもコネ力が当たり前の長靴国のおはなし。
何となくかの国の就職事情を知っている者には目新しさはないけれど、帯にあるような「格差サバイバル物語」「下降スパイラルを抜け出せるのか」的な悲壮感や暗さはなく、節約上手だったり、切れそうで切れないガールフレンド(金持ち)との関係に悩む主人公はなかなかかわいい。

Claudioとルームメイトたちのブログという形で今も話は続いており、その中のプロフィールを見ると29才になったClaudioは同じ会社で同じ給料のまま同じJunior Accountとして働いているみたい。
そして気になってた本(¥1.575)を¥105で探し出して買ってる私もClaudioに負けてないかも♪
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by s_fiorenzo | 2009-02-12 23:19 | BIBLIOTECA | Comments(4)
Commented by Donny at 2009-02-13 06:58 x
月給安いね。。。。
Commented by s_fiorenzo at 2009-02-13 23:33
>Ciao!Donnyちゃん
臨時社員ということもあるけど、正社員でも基本的には日本より全然安いみたい。
物価も含めて単純に比較は出来ないけどね。
いずれにしろ、世知辛い世の中だわね~
Commented by がっちゃん at 2009-02-14 09:46 x
私もこの本かいました。それもやっぱりアマゾンで。もうちょっと高かったけど(笑) それにしても内容を覚えてないんだなぁ~これが。多分そんなに昔じゃないはずなのに。いつも主人公がお金がない。ってことを叫んでる印象しか・・・。あとイタリア人って、無神経ってほどじゃないけれど、なんでも厚かましく好き勝手言うようなイメージだったのですが、彼女に対しては、意外なほど、気が弱かったり。そんな感じの印象が残っています。
よかったらトラックバック張ってね。
Commented by s_fiorenzo at 2009-02-15 15:53
>Ciao!がっちゃん
TBのお誘いありがとうございます。
金銭感覚の釣合いの取れない彼女に対して“惚れた弱み”で強く出れないのがほほえましかったです。


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