ONE/リチャード・バック(集英社文庫)

d0043369_0423083.jpgリチャード・バックの“飛行三部作” 第三弾。
人生半ばを過ぎた年頃のカップルが飛行中にパラレルワールドに迷い込み、さまざまな世界で生きる自分自身あるいは自分自身に相当する別の人物に出会う。自分の選択の積み重ねが自分の人生を作り、何がONEなのかが読み進めるにつれてわかってくるのだが…。
正直言って一度読んだだけでは次々に現れるパラレルワールドと人物の設定に気をとられてか、いくつもの深いメッセージが見えかけていているのにそれを掴みきれないもどかしさがある。繰り返し読むことで鍛えられそうな1冊。

「星の王子さま」のサン・テグジュペリといい、リチャード・バックといい、飛行機乗りの書く本って独特の世界観があるような気がするのはなぜだろう。しかも両者とも好きな作家だし。自身で飛行機を操縦して空に上がり、俯瞰でモノを見てまた降りてくるというのは何か違う感じ方をするのかもしれない。他に飛行家で小説家って方います?
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by s_fiorenzo | 2008-10-22 01:02 | BIBLIOTECA | Comments(4)
Commented by interoyoko at 2008-10-22 01:34
チァオ、あっこさん
星の王子さまのサン・テグジュペリって私も好きです。
飛行家で小説家?Googleで検索したらこんなん出ました~↓
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1410192569
専門家といわれる人はどの人も大尊敬ですが、空や宇宙に生きる人って
どこか次元を超えているようで、憧れにも似た尊敬を感じます
読んで見たいなこの本
Commented by emilia2005 at 2008-10-23 01:40
飛行家&小説家ではないのだけれど…
アニメ作家の宮崎駿氏は、戦史・軍事マニア。しかも実家の家業の絡みで
飛行機関係に物凄く詳しいんですよね。確か操縦免許も持っていたはず?
彼の作品に必ず登場する空を飛ぶシーンは、空を飛びた~い!!!
という強い願望から生まれているのでしょう。とってもリアルでドキドキ(^^)
『紅の豚』や『ラピュタ』の飛行シーンは爽快ですよね。
Commented by s_fiorenzo at 2008-10-23 22:42
>Ciao!陽子さん
さっそく見てみました。
同じような疑問を持った人がいたんですね。
私は久しぶりに王子さまが読みたくなりました。
最近ではいろいろな訳で出ているので、また違って感じるかもしれませんが、とりあえずは慣れ親しんだむかしの訳で。
Commented by s_fiorenzo at 2008-10-23 22:46
>Ciao!emiliaさん
そういえば宮崎さんの作品は何かしら飛んでますね。
確かに詳しいからこそあのリアルな飛んでいるものからの目線が表現できるのでしょう。
彼の趣味までは興味を持ったことがなかったので驚きです。


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