学校に通い始めて2度目の週末はどうしてもこのタイミングで行きたくて日本から準備していた生ハムの街PARMAへ。学校のイベント「PAVIA遠足」も魅力的だけど、こっちの方が大事。
8月31日深夜、サッカー本で調べた
SAVOY HOTEL PARMAが夏季休業を終え営業再開する9月1日を狙って、東京からたどたどしいイタ語のFAXを送る。
「10月6日シングルひと部屋予約したいです。それから、エンニオ・タルディーニであるイタリア対ハンガリーのチケットを1枚買っておいて欲しいのですが手数料は必要ですか?できればメインスタンドがいいです。もしクルバしか買えなくてもアッズーリの応援をしたいです。お返事待ってます。」
そう、お目当ては生ハムではなく2002年ワールドカップの予選です。代表戦はリーグ戦ほど人気がない、特に北イタリアでやる試合は人が入らない…とは聞いていても、エンニオ・タルディーニはキャパが28000人くらいだし、予選も最終戦だから念には念を入れってやつです。これを逃したら"イタリアでアッズーリ応援"という野望が潰えちゃうもんね。
3日位で「部屋は取りました。チケットはまだ発売されていませんが、発売されたらすぐに買っておきますからご心配なく。手数料もいりません。お待ちしてます」とやさしいお返事FAXが届きました。予約の段階で感触がいいと、お楽しみ度もアップするような気がする♪ サービス業の方々にはいつもこうあってほしいものです。
ミラノに来てから学校で仲良くなったインザギスタにしてミラニスタのNちゃんが「ホテルとか自分で追加するから一緒に行こ!」と参加表明。彼女の部屋、チケットの追加もすんなり解決、いざPARMAへGo!
*2001年のお話です。現在も同ホテルがチケットに関するサービス等を行っているかどうかは不明ですのでご注意ください。