チェーザレ 破壊の創造者 1・2/惣領冬実(講談社)

d0043369_2242267.jpg本がないとお風呂で爆睡してしまいキケンが危ないので「風の影」の余韻を断ち切って、「チェーザレ」をじっくり再読しながら16歳のチェーザレ・ボルジアと1400年代後期のPISAに滞在中。
チェーザレ・ボルジアについての記述でおそらく日本で一番メジャーな塩野七生さんの「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」、そもそもこれを読んだことによってモンド・デル・塩野に足を踏み入れ、中世の華麗なる一族・ボルジア家に興味をかき立てられ、“いつかはチェーザレの足跡巡りの旅”と夢は広がるわけです。
今まで惣領さんの作品は絵のタッチの好みのせいか読んだことがなく、この作品も新聞掲載の書評を読むまでは知りませんでした。単行本になっているのはまだ2巻で、世間知らずの転校生を語り部に主な登場人物と社会背景が説明されている段階で、チェーザレ自身のストーリーが展開していくのはこれからだけれど、膨大な文献をストーリー化してコミックとして視覚にも訴えてくるかと思うとわくわくします♪何しろ塩野さん、フランソワーズ・サガンさん(ボルジア家の黄金の血)、中田耕治さん(ルクレツィア・ボルジア)、川原泉さん(バビロンまで何マイル?)…と書く(描く)人によって全然変わってくる謎の男なんだもん。
この作品へのこだわりっぷりは第2巻の巻末に著者と監修者の対談からもよくわかり、連載が不定期なことや第3巻がなかなか出ないことにも納得。でも早くして!!

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by s_fiorenzo | 2007-01-30 23:14 | BIBLIOTECA | Comments(0)


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