La Tigre e La Neve/人生は、奇跡の詩

d0043369_18185211.jpgLavoro1の仕事始めが当初の予定の5日から急遽10日に変わり、「だったら年明けからでもイタリア行けたじゃんよお~!」と叫びたい気持ちをぐっとこらえてイタリア映画を観に行くことに。
ロベルト・ベニーニ(誕生日が同じだ!)がいつものようにしゃべりまくります。詩人=言葉の達人という役に水を得た魚のように、自身の浮気が元で別居中の妻ヴィットリアとよりを戻すべく、ひたすらべしゃくります。
物語の背景が戦争なために“La vita è bella”と比べがちですが、全く別物として観ないと必要以上に感動を期待してがっかりするかもしれません。言葉が届かない(イタ語が通じない国、昏睡状態の妻)中で心を尽くすことでどれだけ言葉を尽くしても取り戻せなかった彼女の心を取り戻すまでのお話。これはこれですてきな作品だと思います。
何もない、何もできない状況下でも、命を永らえさせるために何でもしようとするアッティリオと、死後の世界には何もないから死を選ぶフアドの対比が鮮やかであり、悲痛です。外では破壊が行われているのに、こんなふうに陽がさして緑があって風に花がそよいでいる場所もあるんだぁと思わせておいたその場所で…あぁ、ベニーニにまたやられちゃいました。
何もないから戦争も悲しみもないはずだけど喜びもまたないよね…

2005年、イタリア
REGIA:Roberto Benigni
ATTILIO DE GIOVANNI : Roberto Benigni
FUAD : Jean Reno
VITTORIA : Nicoletta Braschi
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by s_fiorenzo | 2007-01-06 18:25 | FILM | Comments(2)
Commented by サンドロ at 2007-01-07 18:46 x
えっと、どっちの名前で投稿しようかなー迷っちゃった。
映画館混んでましたか?
私はレディースデーでみたのでそれなりに人はいたけど、ガラガラ説も聞いたので。
Commented by s_fiorenzo at 2007-01-07 22:50
>Ciao!サンドロさん
金曜13時の回に行ったのですが、「みんな、もっと観に来いよぉ~っ!」って感じで20人くらいでした。
単館上映のレディースデーって、ちょっとした賭けですよね。


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