死者の季節 上・下/デヴィッド・ヒューソン(ランダムハウス講談社文庫)


ジャケ買いならぬ、表紙買いです。上巻が「聖ヨハネの斬首」、下巻が「聖マタイの殉教」、いずれもカラヴァッジョ。
カラヴァッジョ・コードではなく、どちらかというと「セブン」系。主人公の若い刑事がベテラン刑事とペアで連続殺人事件に取り組むのですが、みなさん結構えぐい亡くなり方をするんで、そういう意味でもセブン系。
さくさく読めて、読みやすい訳文だな~と思ったら、翻訳はウォシャウスキーシリーズでおなじみの山本やよいさんでした。原書で読めるわけではないから、翻訳の相性の良し悪しで読むスピード、読みながらストーリーを頭の中で映像にする解像度が断然変わってくる。
ヴァチカンとローマを舞台に、何年か前にカラヴァッジョを見て歩き回った教会も出てくるせいか、一緒になってローマの街中を走り回ってるような気持ちになって疲れました…。
シリーズ第1作目ということで、主人公は青臭く、そして上司は超やなヤツとして話が進んでいくけれど、ラストではちょっと変化の兆しを書いちゃったりして、2作目が出たらまんまと読んでしまいそう。
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by s_fiorenzo | 2006-10-25 23:20 | BIBLIOTECA | Comments(0)


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