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CILS報告

受けてきました、CILS(Certificazione di Italiano come Lingua Straniera)。シエナ外国人大学が主催する検定試験です。
4日前にひ・み・つにしていた受験レベルはA2、イタリア文化会館の試験案内によると「身近な話題 (例えば家族、買い物、仲間、場所、仕事等)に関する言い回しや表現を理解し使うことができる。問題に使われる語彙は約1200語で、うち700語は基本語彙。イタリア語の授業を約100‐150時間受講したレベル」だそう。

過去問の「問題文の前の説明文」を理解するところまでは出来たので、試験前日は実際の問題にチャレンジ…のつもりだったが、イタ語レッスンの後、クラスメイトTちゃんとカフェしばきながらイタ語話からエロ話まで盛り上がってからの帰宅では、“ま、いっか。ぶっつけで。”
正直言って“やぱい、何も準備が出来ていない”という焦りが多少あったので、Tちゃんのおかげで気持ちがほぐれました。

試験会場に行ってみると受験者はなんと4人、sinpaticiな試験官の説明も日本語8割で、予想に反してかなりゆるいモードで始まったのは受験レベルのせいか?
で、いつものように「解答用紙を全部埋める=試験はいただき♪」の勘違いが自分の中では蔓延しているが、作文(TV広告のコンペについて)もスピーチ(旅行の体験談)も無理やりカルチョネタにひっぱって捏造したことはいうまでもない。
7日に他のレベルを受験したshokuyoさんにアドバイスをいただいたから、SOYJOY持参で空腹対策もばっちりさっ!
解答をペンで記入しなければならない(鉛筆は使用禁止)のと、受験料が高いのはナントカして欲しいなぁ…

こういった試験にチャレンジすると、日頃気づいているのに対策を講じていない弱点(私の場合は語彙が足りないから長文読解と作文が苦手)をまざまざと見せつけられるわけで、ノリだけで何となく会話をしていて出来る気になってちゃいかんな~と思うわけです。
仕事や生活で必要に迫られた時には何とかするもんですが、日頃のもっと些細なことを自分の考えや意見も含めて表現する訓練が必要ですな、これはイタ語だけでなく日本語でもね。
なぁんて反省っぽいこともしてみたりしても、ワールドカップ始まるしぃ、TV見よっと♪
by s_fiorenzo | 2006-06-09 23:10 | ITALIA


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