タリアテッレとフェットゥッチーネ

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先日kuraやんから「タリアテッレとフェットゥチーネの違いってなぁに?」と質問がありました。
「タリアテッレ フェットチーネ 違い」、この3ワードでググると実に4500件も出てくるメジャーにして結論がちゃんと出ない謎でもあります。
いろいろなサイトを調べたり、イタリア料理のシェフに質問した結果を簡単にまとめると「平麺における幅の違い」といえます。

平麺の代表として4タイプあげることができ、幅の狭い方から
タリエリーニ:taglierini < フェットゥッチーネ:fettuccine
≦ タリアテッレ:tagliatelle < パパルデッレ:pappardelleとなります。
パッパルデッレにいたっては、厚みも出てきます。
問題のフェットゥッチーネとタリアテッレは『≦』でつなげるくらい大差ないということです。そこで登場するのが「土地独自の食べ物」説です。

たとえばパッパルデッレ、これをイタ版ウィキで検索すると単体では出てきません。いきなり “Pappardelle al cinghiale:猪のラグーのパッパルデッレ” というトスカーナ料理の説明が出てきます。どうやらパッパルデッレはトスカーナのパスタだと想像できます。

同じようにタリアテッレをイタ版ウィキにかけると、ボローニャ(その他エミリアロマーナ、マルケ、ヴェネト州)の卵入りパスタの一種と出てきて、あのチェーザレくんの妹ルクレツィアちゃんがフェッラーラのエステ家へ嫁ぐ旅の途中にボローニャを通った際、ボローニャの領主ベンティヴォーリォ家に仕える料理人が彼女の金髪を模して作ったのが始まりという伝説まであるみたい。

じゃ、フェットチーネはというと、これがイタ版ウィキには単独登場しません。Pastaの中で触れられてるようですが、字が多いので探してません。が、なぜか英語版ウィキには4行ほどですが取り上げてあって、それによるとローマでポピュラーなパスタだと。ローマからアメリカへ渡った伊人が広めたのかもね。

19世紀後半に統一されるまでは小さな都市国家の集まりだったイタリアは、各地方それぞれが独自の文化を持っており、それはまた食文化においても同様で、パスタの種類もイタリア全土では数百種類にのぼるといわれています。そんな中で、たまたまほとんど同じ形状のものが違う名前で存在していたといえるのではないでしょうか。
きっとじっくり調べてみると同様のケースがあると思います。見つけた方はご一報を。
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by s_fiorenzo | 2010-01-18 00:36 | ITALIA | Comments(5)
Commented by kura_yang at 2010-01-18 23:41
ほほー、つまりは太さの違い?
卵入りか否か?
地域の違い?
ふむむむむ、奥深いものだったのね〜。
ちなみに私、日本の麺でもきしめんが一番好きだったりする平麺好きなので気になったのねぇぇ。
今日はジリってヤツを買ってきて食べたよ。
ソースがからみやすくて形も可愛くて美味しかったナリ♪
Commented by s_fiorenzo at 2010-01-20 00:31
>Ciao!kuraやん
卵は両方入ってるみたい。
ちなみにkura家御用達のAさんちのタリアテッレはパッパルデッレに近い幅と厚さだよね。
私もきしめんとかほうとうとか平麺が好きだわ。あといけめん。

で、ジリって何?
Commented by s_fiorenzo at 2010-01-20 19:03
>ついしん
ジリ(gigli)、わかりました。
よくお昼を食べに行くお店で何度も食べてました~
おいしいよね♪
Commented by kura_yang at 2010-01-22 10:56
「ジッリ」か?(^^;)
おもしろい形でおいしかった〜。
いけめんは私もすきよん。
Commented by s_fiorenzo at 2010-01-24 14:06
>Ciao!kuraやん
ちっちゃい「ッ」はいらなくて、「リ」は口を横に開いて「リ」に濁点をつけるようにね。言いにくっ(笑)!


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