前日の夕方、ハイテンションな旅行中にまさかのテンションダウンに一瞬見舞われたが、気を取り直して最後の日はまずMONZA:モンツァへ。サーキットで有名なあの街ですよ。
Milano Centraleから、もしくは緑線で2駅のMilano Porta Garibaldiから20分弱と近い。この時はGaribaldiから行ったのだが、それまで何回か使った印象で自分の中のGaribaldi駅はくっら~いというか怪しいというか胡散臭いというか正直なところ良いイメージはなかった。が…

私の知ってる駅と違う…!あまりに明るくてきれいすぎて迷ってしまい、うっかりエスカレーターでオフィスエリアに入り込んでしまって、職員の方に
つまみ出された 助けてもらったくらい。
ホントにあっという間にMONZA駅に到着。駅前にはヘンな建物が…。



Centroへ向かって歩いていくとChiesa di Santa Maria in Stradaの鐘楼が見えてきた。

13世紀半ばに造られた教会で、テラコッタ製のファサードが重厚でありシックでありちょっと素敵。説明書きの中で間口は狭そうに見せてるけど、施設は広いんですよとアピールしている。



メルカートを冷やかしつつ

街の(こんな狭い道だけど)目抜き通りを歩いていくと、

遠くに見えてくるのはARENGARIO:アレンガーリョ。
13世紀の市場兼役場的な役割の建物で、現在は展覧会やイベントに使用されている。

修復中のMonumento ai caduti di Monza:戦没者記念碑

そしてDuomoと鐘楼。

ものすごく立派だけど、角度を変えると前だけ特に立派。



Duomoは13~14世紀に建てられたものだが、鐘楼は後付け(17世紀)だから趣が違っている。
Chiesa di San Pietro Martire、何回か改修を繰り返しているが元は13世紀の教会。教会前の広場にはMose` Bianchi:モーゼ・ビアンキ(19世紀後半~20世紀にかけて活躍したMonza出身の画家)の像がある。


MONZAといえばサーキット。街の北に広がる大きな公園の北側にあるのだが、少し遠そう。とりあえず公園内の比較的南にある
La Villa Realeまでは行ってみようと歩き出す。
Villaは今は公開されているが、この当時は工事車両がたくさん来ていて閉まっていたので、おそらく改修中だったと思われる。Realeがどの王様かというとオーストリアはハプスブルグ家のマリアテレジアで、息子フェルディナンド公のために夏の別荘(1780年完成)として建てたそうだ。

併設のバラ園は門が開いていたので入ってみた。

私が来た5日前にはこの別荘で大好きなMAX PEZZALI(ex.883)がライヴをやっていたのね~。

暑い日差しの中、閉まってるサーキットを見るためだけに延々歩いて行ってもしょうがないし街に戻ることにして、「MILANOに近いし(BIGで6億当たったら)MONZAに住むのも悪くないなぁ…」と好みのおうちを物色しながら歩いてきた。

途中見かけた看板あれこれ。
テラスに謎のオブジェが置かれた
照明器具の会社。

託児所と仕立て&お直しの工房

一番気に入ったおうち、街の中心に近くて、装飾がとにかくきれい。ちょうど修復工事中で、一般の建物だと工事が丸見えだから楽しくてずっと見ていたくなる。



Chiesa di Santa Maria degli Angeli 17世紀初めに建てられ、19世紀に再建された比較的新しい教会とsan Carlo Borromeo像


Oratorio di Santa Marta

その隣の
Ristorante Pizzeria Prater (Piazza San Paolo)でお昼にする。

Pizzeriaというからにはpizzaを食べなくちゃ…とも思ったが、伊国で食べるpizzaはとにかくでかい。満腹中枢に気づかれないように一心不乱に食べ続けても半分も食べると苦しくなり、3/4までいくとめまいがしてくることを考えると違うものにしようと思えてくる。
メニューを見てみると一押しと思われるpizzaが続いたあと、focacciaコーナーがあったので、てっきりこういうフォカッチャに

具が挟んであるんだろうと思ってbresaola e formaggioをオーダーした。
そして運ばれてきたのは牛肉生ハムとチーズを挟んだフォカッチャではなく…

サイズ的には“とにかくでかいピッツァ”大で、よりボリューム感のある生地にたっぷりブレザオーラとパルミジャーノが乗ったフォカッチャを、一心不乱に完食してきましたよ。満腹すぎてめまいどころか頭痛までしてきたけど、ものすご~くおいしかったんだも~ん。
街の東側には小さな川が流れているようなので、腹ごなしを兼ねて遠回りして駅へと向かうことにした。
両サイドにライオンが鎮座する橋のたもとには古代ローマ時代の“何か”があり、プラスチックの板越しに見えるようになっているはずなのだが、残念ながら覆っているプラスチック板が汚れすぎていて何か石でできたものがあることしかわからなかった。


こんな感じののどかな散歩道にも

やっぱり「コインちょーだい」おじさんはいるし、お約束の鍵もある。

13:47の電車でMilano Porta Garibardiへ戻ったところで、この日の第1目的は終了~。